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第一次産業の逆転は?

By 戸崎洋 , 2015年2月25日

漁業・農業ともに第一次産業は跡継ぎのない将来が暗い産業に見られがちなのですが。。。

本当にそうなんでしょうか?

双方ともに自然相手の仕事なので仕方ないが大方の意見なのですが。

「何を作り(獲り)誰に売るか」が大切なんです。
今までの第一次産業は、家は代々○○を作っている。○○を捕ってきたが日本の第一次産業なのです。
残念ながら、何が売れるかは余り考えられていません。取れなければ価格は上がりますが当然ながら数が少ないので多くは儲けられません。また、取れすぎも価格が下落して売上には良い影響がないのです。

第一次産業で上手くやるためには、みんなが作らない(捕らない)物を手に入れて、その商品が需要の高い市場に大量に送り込む事が理想です。
地元では人気の無い魚や野菜、隣の県では3倍の価格がついたりもします。
物流も発達して、鮮度を落とさず運送が出来る今、最寄りの市場にものを売るのが最善では無いのかもしれないですね。